Jリーグ FC東京

FC東京、一部選手やサポーターが“3密”忘年会!ノーマスク画像拡散で炎上「腹立つ」

FC東京のゴール裏 写真提供: Gettyimages

 FC東京は4日開催の明治安田生命J1リーグ最終戦・アビスパ福岡戦で今シーズンの全日程を終了した。その中、アビスパ福岡戦の翌日にMF東慶悟(31)をはじめとする選手数名と一部サポーターによる「忘年会」が開催されたことが物議を醸している。

 この東京都新宿区内にある飲食店で行われた忘年会では、東慶悟や元日本代表FW永井謙佑(32)、DF渡辺剛(24)、MF渡邊凌磨(25)、GK阿部伸行(37)や、およそ30名のサポーターが参加していた模様。飲食店の公式ツイッターアカウントでは、アビスパ福岡戦前からイベント開催が大々的に宣伝されていた。

 また、忘年会終了後には選手たちや一部サポーター、それに店員による集合写真が投稿されていたほか「本日もご来店誠にありがとうございますした!!キャプテン、永井選手、Wワタナベ選手、あべのぶ選手ご来店ありがとうございました!!東京ファンや選手の皆さんが凄く楽しそうだったので、忘年会を開いてよかったです!!声を掛けてくれたキャプテン、ありがとうございました!」とコメントを残していたが、12月6日17時時点で削除されている。

 しかし、当該ツイートのスクリーンショット画像がSNSに投稿されると、多くのFC東京サポーターやJリーグファンにより拡散。「これはないよ!」、「イメージ悪すぎる」、「プロ意識低い」、「腹立つ」と当事者を批判する声が数多く上がっている。また、今季キャプテンを務めた東慶悟に対しては、「キャプテンとして相応しくない行動だ」という声も飛んでいるほか、集合写真でほぼ全員がノーマスクだったこともあり、感染リスクが高い中で忘年会が行われた可能性を指摘する意見も上がっている。

 日本国内ではワクチン接種が進んでいることにより、新型コロナウイルスの感染者数が減少している。ただ、東京都は11月25日の新型コロナウイルス対策本部会議において、飲食店での会食人数制限を1グループあたり「8人」に設定していた。

 また、今シーズンはコロナ禍の影響により最大収容人数をはじめ様々な制限が設けられる中、Jリーグ主催試合が開催されていたほか、一部のJリーグクラブでは人数制限を行った上でトレーニング見学を実施していた。少しでも早く日常を取り戻すべく、Jリーグにかかわる多くの人々が我慢をしてきた中、一部選手やサポーターによる忘年会実施に厳しい目が向けられている。