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古橋亨梧に痛烈批判が!プレミア移籍の噂に「セルティックで結果を」と言及も…

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)はゴールを量産していることもあり、早くもプレミアリーグ移籍が噂されている。同選手は先日、メディアの取材で移籍の噂に言及しているが、これに対してスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)でプレーしていた元サッカー選手から批判の声が上がった。11日、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。

 古橋亨梧は今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。7月31日に行われた今季のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節・ハーツ戦でデビューすると、8月8日開催の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦でハットトリックを達成するなどゴールを量産している。

 また、先月7日のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選・中国戦で負傷して戦列を離れていたが、先月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節・バイヤー・レバークーゼン戦で復帰。そして、3日開催の第8節・アバディーン戦でゴールをあげて、チームの勝利に大きく貢献していた。

 そんな古橋亨梧の去就を巡っては、今月に入ってプレミアリーグで決定力不足に陥るサウサンプトンからの関心が伝えられている。また、本人はプレミアリーグ移籍の噂について「多くの選手がスコットランドからプレミアリーグに移籍していますね。(アーセナルで)うまくやれている冨安健洋の姿を見ると、モチベーションが湧いてきます」

 「良い結果を残すと(プレミアリーグ移籍への)道が開ける可能性はありますが、今はセルティックや日本代表で結果を残さないといけません。自分にできるだけのベストを尽くしてチームに貢献したいですね」とセルティックや日本代表でのプレーに集中する姿勢を見せていた。

 しかし、かつてアバディーンをはじめスコットランド1部の複数クラブでプレーした過去をもつノエル・ウィーラン氏は「今、彼はサインを交わしたクラブのことに集中しなければならない。プレミアリーグ移籍に関する憶測について話すのではなく、何よりもまず彼はセルティックで仕事をしなければならない」

「セルティックの仕事で良い結果を残せたら、移籍が噂されオファーも届くだろう。セルティックとしては、素晴らしい仕事をしている最中にプレミアリーグ(移籍の噂)に関して言及していることについて彼に尋ねたいだろう」

「別にプレミアリーグでのプレーを望むことに何の問題もない。だが、彼はセルティックとのサインを交わしたばかりだ。それに彼にはパークヘッド(セルティックのホームスタジアムがある場所)へタイトルをもたらすための大仕事がある」とコメント。移籍の噂に言及したこと自体に対して批判を展開している。

 古橋亨梧としては、セルティックで良い結果を残すことを目標に掲げているにしか過ぎないが、思わぬ形でセルティック以外のクラブでプレーしていた人物からの非難に遭っている。