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吉田麻也がブチギレ!サウジサポーターから差別行為…「リスペクトがない」と擁護の声が

吉田麻也 写真提供: Gettyimages

 日本代表は8日、FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・サウジアラビア戦で0-1と敗れている。その中、サンプドリアに所属するDF吉田麻也(33)が試合後にサウジアラビアサポーターに対して怒りをあらわにしたことが話題を呼んでいる。

 日本代表はカタールW杯最終予選で1勝1敗と出遅れる中、敵地でサウジアラビアと対戦。ホームのサポーターでキング・アブドゥッラー・スポーツシティが満員となる完全アウェイの雰囲気の中、日本代表の選手たちはプレーしていた。

 ただ、日本代表はこの一戦でも攻撃面でクオリティを欠くと0-0で迎えた71分、レガネスのMF柴崎岳(29)による浦和レッズのDF酒井宏樹(32)にむけてのバックパスをFWフィラース・アル=ブライカーン(21)が奪うと、そのままドリブルで運んで先制ゴールをマーク。日本代表はその後も得点を奪うことができず、0-1と痛恨の黒星を喫している。

 試合後、吉田麻也はピッチサイドでフラッシュインタビューに対応。「結果が出なかったら、協会、監督、そして選手も責任をとる覚悟ができていると思っている」とコメントを残すなど、厳しい口調で質問に答えている。ただ、同選手はインタビュー直前、サウジアラビアサポーターから嘲笑されたり、差別的な発言をされたことでエキサイト。スタンドにいるサウジアラビアサポーターに詰め寄る一幕が見られた。

 この吉田麻也の行動に対しては、日本のサッカーファンから「サウジアラビアサポーターのリスペクトがない」、「そりゃ吉田選手も怒るわ」、「次やり返してやろうぜ」など、同選手を擁護するコメントがSNS上で上がっている。