
セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、ヴィッセル神戸から加入してまだ2カ月しか経っていないにもかかわらず、すでにプレミアリーグ移籍の噂が囁かれている。その中、セルティックの専門サイト『バイタル・セルティック』は5日、この噂の信ぴょう性に疑問を投げかけた。
古橋亨梧は今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。7月31日に行われた今季のスコティッシュ・プレミアシップ開幕節・ハーツ戦でデビューすると、8月8日開催の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦でハットトリックを達成するなどゴールを量産している。
また、同選手は先月7日開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選・中国戦で負傷して戦列を離れていたが、先月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節・バイヤー・レバークーゼン戦で復帰。そして、今月3日に行われた第8節・アバディーン戦で先制ゴールをあげて、チームの勝利に大きく貢献していた。
そんな古橋亨梧の去就を巡っては、今月に入ってイタリアメディア『カルチョメルカート』が「サウサンプトンが古橋亨梧を注視している」と報じていた。しかし、『バイタル・セルティック』は『カルチョメルカート』による報道を「シンプルな1つのパラグラフにしかすぎず、ナンセンスだ。信ぴょう性もない」と批判を展開。具体的な内容や背景に言及していないことに対して釘を刺している。
なお、サウサンプトンは今夏の移籍ウィンドウでチェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(20)をレンタルにより獲得。また、エバートンから元イングランド代表FWセオ・ウォルコット(32)の獲得に成功したほか、ノルウェー代表MFモハメド・エルユヌシ(27)がセルティックへのレンタル期間を終えて復帰するなど攻撃陣の枚数を揃えていた。しかし、今季はここまでプレミアリーグでいまだ勝利がないほか、7試合終了時点でわずか5得点にとどまっている。
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