Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

「ウーゴ・ヴィエイラが試合中に…」元甲府MF瀬戸貴幸が明かした会話内容とは…

ウーゴ・ヴィエイラ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスや北海道コンサドーレ札幌に在籍した過去をもつポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラ(32)は、現在ルーマニア1部のウニヴェルシタテア・クラヨーヴァでプレーしている。同選手は、今月21日に行われた国内カップ戦の試合中にMF瀬戸貴幸(35)と言葉を交わしていたようだ。

 ウーゴ・ヴィエイラは2017年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2018シーズン終了後に一度日本を離れたが、昨年10月末に北海道コンサドーレ札幌へ加入。しかし、公式戦での先発出場はなく、昨年12月に退団が公式発表されていた。その後は半年以上にわたり無所属状態となっていたが、今年7月にウニヴェルシタテア・クラヨーヴァへの加入が決定。今季はここまでリーグ戦全試合に出場し、1ゴールをマークしている。

 その中、ウーゴ・ヴィエイラは21日に行われたルーマニア国内カップ戦ベスト32・ペトロルル・プロイェシュティ戦で先発出場すると、81分までプレーしているが、対戦相手にJ2リーグのヴァンフォーレ甲府に在籍した過去をもつMF瀬戸貴幸がいたのだ。

 瀬戸貴幸は試合翌日に自身の公式ブログを更新。「カップ戦は惜しくも0-1で敗退です。1部のチーム相手に善戦しましたが、惜しくも負け。スタジアムの雰囲気は最高で、試合も2部とは違いハイテンションでインテンシティが高くすごく面白かったです」

 「ただもう少し全体的に勇気を持ってプレーできたらなと感じます。どうしてもかくれんぼになっちゃいます。ただ僕らのプライオリティは1部昇格なので、切り替えて土曜日の試合はきっちりと勝ちたいです」と試合を振り返っている。

 そしてJリーグの縁のあるウーゴ・ヴィエイラとの対戦について「ちなみに相手にマリノスやコンサドーレでプレーしてたウーゴ・ヴィエイラがいて、試合中に『元気ですか?日本はすごくいい!』って話しかけてきました。僕はポルトガル語で『voce jogou no Marinos e Sapporo(君はマリノスや札幌でプレーしていたよね)』と言っておきました。何故かポルトガル語。まぁそんな事がありました。しっかりリカバリーしていい準備していきます」と試合中にやり取りがあったことを明かした。

 なお、瀬戸貴幸はルーマニアのアストラ・ジュルジュに在籍していた昨年9月にドーピングの規定違反により8カ月におよぶ出場停止処分を受けていた。その後、アストラを退団して今年7月末にルーマニア2部のペトロルル・プロイェシュティと1年契約を締結。今季はここまでリーグ戦全7試合に出場している。