Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎レアンドロ・ダミアン巡り争奪戦が!フリーでの獲得可能が魅力に

レアンドロ・ダミアン 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、母国復帰の噂が絶えないようだ。19日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。

 ダミアンの去就を巡っては、すでに川崎フロンターレが選手サイドに対して契約延長の打診を行っている。しかし本人は先日、母国メディアのインタビューに応じた際に、今年12月までとなっている川崎フロンターレとの契約を全うすることや来季以降の去就について決断を下していないことを明かしていた。

 また、先月にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスが、ECバイーアのFWジウベルト(32)とともにダミアンをリストアップしたと報道。しかし、ブラジルの移籍ウィンドウが閉鎖間近であったこともあり、ダミアン獲得は実現していない。

 その中、『UOL』はブラジル1部のSCインテルナシオナルが同選手の再獲得を強く望んでいると主張。また、フルミネンセも今季限りで現役を退くことが濃厚な元ブラジル代表FWフレッジ(37)の後釜としてダミアンに関心を寄せるなど、すでにブラジル国内の複数クラブが争奪戦を繰り広げていると報道。来年1月以降はフリーでの獲得が可能なことがブラジルの移籍市場で人気銘柄になっている要因であると伝えている。

 なお、ダミアンは2019年に川崎フロンターレへ完全移籍により加入。FW小林悠らとし烈なポジション争いを演じる中、Jリーグ挑戦1年目の2019シーズンは公式戦31試合に出場し11ゴールをマーク。そして昨季はJ1リーグ全34試合に出場。リーグタイトル獲得や天皇杯優勝に大きく貢献していた。そして、同選手は副キャプテンとして今季に臨むと、ここまでリーグ戦で20試合に先発出場して14ゴール8アシストをあげている。