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香川真司、今冬にもPAOK退団へ!スペイン方面からの関心も判明

香川真司 写真提供: Gettyimages

 元日本代表MF香川真司(32)はギリシャの強豪PAOKテッサロニキで構想外となり、今冬退団に向かっているようだ。19日、ギリシャメディア『sportime』が伝えている。

 香川真司はメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍が噂される中、PAOKに残留すると、先月に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)の予選3試合に出場していた。しかし、今月12日に行われたギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)開幕節・PASヤニナ戦で先発出場した際、60分に迎えた決定機でシュートを外すと、直後の61分に途中交代。PAOKは格下相手に0-1と敗れ、試合後には現地メディアが香川真司のパフォーマンスに厳しい評価を下していた。

 その後、香川真司は引き続き全体トレーニングに参加しているものの、16日開催のUECLグループステージ第1節・リンカーン戦でメンバー外に。そして19日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第2節・アステラス・トリポリス戦でもメンバーに名を連ねることはなかった。

 その中、『sportime』は香川真司について「カガワは終わった」という見出しのもと、すでに同選手がラズバン・ルチェスク監督から構想外であることを告げられており、クラブにとって“重荷”になっていると主張している。

 また、同選手獲得の理由として、日本市場の開拓という商業的側面が強かったと報道。くわえて、今夏にスペイン国内クラブと選手サイドの交渉が進まなかったことや、来年1月の退団が濃厚であることもあわせて伝えている。

 今シーズンのリーグ開幕戦でのミスによりルチェスク監督からの信頼を完全に失っている中、香川真司の今後の動向に注目が集まる。