セリエA

オランダ代表MFの後釜獲得失敗のリバプール、バレンシアMFに関心か

カルロス・ソレール 写真提供: Gettyimages

 リバプールがバレンシアに所属するスペイン代表MFカルロス・ソレールに関心を寄せているようだ。スペイン『Fichajes』が報じた。

 昨季限りでオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがチームを去ったリバプール。その後釜としてインテルのイタリア代表MFニコロ・バレッラや、アトレティコ・マドリードからチェルシーに移籍したスペイン代表MFサウール・ニゲスなど複数選手をリストアップしたが、獲得には至らなかった。

 そうしたなか、ユルゲン・クロップ監督は中盤の複数ポジションでプレー可能なソレールを非常に高く評価しているという。また、主力選手である同選手の売却に否定的であるバレンシアだが、契約期間が2023年夏までとなっていることもあり、契約期間が残り1年になる来夏にリバプールは安価で獲得する可能性があるようだ。

 バレンシア下部組織出身のソレールは2017年1月にトップチーム昇格を果たすと、卓越したボールコントロールや高水準なパス精度を武器にすぐさまレギュラーに定着。今夏に開催された東京オリンピックでスペイン代表の銀メダルに貢献して臨んだ今季はここまでのラ・リーガで3試合連続ゴールを記録している。