プレミアリーグ エバートン

エバートンMFハメス・ロドリゲスに英クラブが接触も…高額年俸がネックに

ハメス・ロドリゲス 写真提供: Gettyimages

 コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは以前から今夏エバートン退団が噂されているが、同選手には国内移籍の可能性があるようだ。21日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ハメス・ロドリゲスはジネディーヌ・ジダン前監督のもとで評価されず、昨夏にレアル・マドリードを退団しエバートンへ加入。昨季は数度の負傷離脱もありプレミアリーグで21試合に先発出場にとどまったが、6ゴール5アシストをマークしていた。

 同選手はエバートンとの現行契約を来年6月まで残しているほか、1年間の契約期間延長オプションが付帯されている。しかし、昨季までエバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏が、レアル・マドリードの指揮官に就任。ハメス・ロドリゲスは同氏から高い評価を得ていたこともあり、今夏移籍が噂されている。また、今季からエバートンを率いるラファエル・ベニテス監督は就任会見において、高額年俸を受け取っている選手の放出を示唆するコメントを残していた。

 ハメス・ロドリゲスの移籍先候補としては、トルコ代表MFハカン・チャルハノールの後釜確保を目指すミランやナポリ、アトレティコ・マドリードがあがっていた。しかし、ここにきてニューカッスル・ユナイテッドが同選手への関心を強めている模様。すでに選手サイドにコンタクトをとっているほか、スティーヴ・ブルース監督がクラブ首脳陣にハメス・ロドリゲスの獲得を求めているという。

 ただ、ハメス・ロドリゲスはエバートンで800万ユーロ(約10億3000万円)にものぼる年俸を受け取っていることから、減俸を受け入れることが移籍するための絶対条件であるとのことだ。

 なお、ハメス・ロドリゲスは先週末に行われたプレミアリーグ2021/22シーズンの開幕節・サウサンプトン戦につづき、21日開催の第2節・リーズ・ユナイテッド戦でもメンバー外となっている。