
明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、以前から来季以降の去就が不透明と伝えられている。その中、本人は母国メディアのインタビューにおいて、自身の今後について語った。6日、ブラジルメディア『GZH COLORADO』が伝えている。
現在32歳のダミアンは、2019年に川崎フロンターレへ完全移籍により加入。FW小林悠らとし烈なポジション争いを演じる中、Jリーグ挑戦1年目の2019シーズンは公式戦31試合に出場し11ゴールをマーク。そして昨季はJ1リーグ全34試合に出場。リーグタイトル獲得や天皇杯優勝に大きく貢献していた。
そして、副キャプテンに就任して臨んでいる今季は、ここまでリーグ戦16試合に先発出場して12ゴール8アシストをマーク。ウズベキスタン国内で集中開催されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区のグループステージでは3試合で先発メンバーに名を連ねて6ゴール2アシストをあげ、ノックアウトステージ進出に貢献している。
一方、同選手にはすでに川崎フロンターレが契約延長のオファーを提示。しかし、ブラジルやUAEの複数クラブ、そして日本国内の他クラブが関心を示しているとブラジルメディアが報じており、現時点で去就が不透明となっている。
その中、ダミアン本人は「12月まで残っているフロンターレとの契約をまっとうするつもりだけど、将来についてはまだ決断していないね。どこかのタイミングでインテルナシオナルへ戻れたらと思っているね。(インテルナシオナルは)僕のキャリアで重要なクラブだし、つねに気にかけているよ。もう一度あのユニフォームに袖を通したいね」とカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)に所属するSCインテルナシオナウ復帰への思いを明かしている。
また、川崎フロンターレで好パフォーマンスを発揮し続けている理由について聞かれると「(日本でのプレーは)とても幸せだ。家族も日本での生活に慣れているよ。日本では、日常的に自分自身のコンディションにより気を付けることを学んだ。インテルナシオナルでは何度も怪我をしていたけど、日本に来てから怪我したことがないね。この3年間での出場した試合数は(キャリアの中で)最も多いよ。昨シーズンは(J1リーグの)全試合でプレーしたしね」と語っている。
コメントランキング