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元FC東京の丹羽大輝がスペイン4部と契約更新「サインするまでは即決でした」

サンフレッチェ広島在籍時の丹羽大輝 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京などに在籍していた元日本代表DF丹羽大輝は、今シーズンもスペイン4部のセスタオ・リーベルでプレーすることが正式に決まった。6日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 現在35歳の丹羽大輝は、今年1月にFC東京を契約満了により退団。しばらく無所属状態となっていたが、5月にスペイン4部のセスタオ・リーベルへ加入。プレーオフの準決勝と決勝でフル出場を果たし、昇格に大きく貢献していた。ただ、セスタオ・リーベルはこれまで所属していたテルセーラ・ディビシオンRFEFが2021/22シーズンから5部となるため、実質的に4部残留を果たした形となっている。

 丹羽大輝はクラブとの契約期間が今年6月末までとなっていたが、先月末の時点で両者は新契約締結で合意に達しているとスペインメディアが報道。同選手の在留資格取得を待っている状況にあったが、今月6日になって正式に来年6月までの1年契約締結でサインを交わした。

 本人は今回の新契約締結について「昨日クラブからのリリースもありましたが、セスタオリーベルクラブと一年契約延長を結んで頂ける事になりました。どの選手よりもいち早くオファーをしてくれたチームの姿勢、心、にサインするまでは即決でした。リリースのタイミングがここまで遅れたのは新規ビザ取得の関係上です」

 「今年のテーマ 『感謝』 やった事がないことをトコトンやってみる。生まれた瞬間は誰もが失敗か成功なんて分からず諦めずにトコトンやってたのに、色んな経験をする事で諦め方を少し覚えてしまいました。諦めない自分、失敗か成功するかも分からずにトライする自分、幼少期に思ってた気持ちに少しでも近い形でこれからも生きていけたらと思っています」

 「こうしてみたら?こうしたら?自分自身、出会えた方全ての方に問い続けあって、楽しむことを続ける旅をするかの如く人生を生きる。こんな人間丹羽大輝をこれからも見届けて頂けたらと思っています。これまで出会えた方、これから出会える方、全ての方の幸せが僕の幸せです」と自身のSNSアカウントにコメントを残している。