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日本代表FW武藤嘉紀、ギリシャ移籍にはニューカッスルとの年俸面で和解が必要か

武藤嘉紀: Gettyimages

 ニューカッスル・ユナイテッドに所属する日本代表FW武藤嘉紀が移籍するには同クラブからの減給を受け入れなければいけないようだ。イギリス『クロニクル・ライブ』が報じた。

 2018年夏にマインツから推定移籍金960万ポンドでニューカッスルに活躍の場を移した武藤。しかし、プレミアリーグへの適応に苦しむと、在籍2年間のリーグ戦での得点はわずか1ゴールにとどまり、昨夏に日本代表MF乾貴士が在籍するエイバルへ期限付き移籍で加入した。

そのエイバルでもラ・リーガ26試合に出場して1ゴールにとどまった武藤は今夏にニューカッスルへ復帰。ただ、週給54000ポンド(約820万円)を受け取る武藤はスティーブ・ブルース監督の構想に含まれておらず、ニューカッスルと解決策を模索しているという。

そんな武藤にはギリシャ1部のアリス・サロニカが関心を示しているとみられている。ただ、アリス・サロニカは経済状況を鑑みて日本代表FWをフリーでしか獲得できないという。レンタルの可能性も選択肢にあるというが、ニューカッスルは来夏に現行契約が失効する同選手に対する大半の給与を負担してもらいたいと考えているという。