リーグ・アン パリ・サンジェルマン

ドンナルンマ、PSGとの契約内容が判明!ミランのオファーよりも好条件の部分は…

ジャンルイジ・ドンナルンマ 写真提供: Gettyimages

 イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマはミランの契約延長オファーを断り、今夏にフリーでパリ・サンジェルマン(PSG)へ加入している。その中、フランス紙『レキップ』は24日、PSGの契約内容を明かした上でとミランのオファーとの比較を行っている。

 ドンナルンマの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、直近数か月にわたりミラン幹部と契約延長に向けた交渉をお行ってきたが、税抜きの年俸800万ユーロ(約10億4000万円)というオファーを拒否。結局、クラブとは新契約締結で合意に至ることなく、契約満了によりミランを退団していた。そして、今月15日にPSGは同選手と2026年6月までの5年契約によりサインを交わしている。

 ドンナルンマとPSGの契約内容については、当初年俸が1200万ユーロ(約15億6000万円)にのぼると伝えられていた。しかし、『レキップ』の報じるところによると、税抜きで700万ユーロ(約9億1000万円)が基本給であり、これにボーナスが加味されて最大で1000万ユーロ(約13億3000万円)になるというものであるようだ。また、ボーナスはPSGがリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ制覇を果たした時に発生するという。

 くわえて、ドンナルンマの基本給は昨季まで正守護神を務めていたコスタリカ代表GKケイロル・ナバスよりも低い額であるとのことだ。選手サイドとしては、所属クラブを選定する際にボーナスの額や条件を重視していたのかもしれない。

 なお、現在22歳のドンナルンマは昨季セリエAで37試合に出場。14試合で無失点に抑える活躍を見せ、チームに2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権をもたらしていた。また、イタリア代表の一員として臨んだEURO2020では、全7試合でフル出場。決勝・イングランド戦ではPK戦で好パフォーマンスを発揮して、チームを優勝に導いていた。