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東京五輪日本代表の板倉滉、セルティック移籍の噂に「いつかフローニンゲンに戻りたい」

板倉滉 写真提供: Gettyimages

 U24日本代表の一員として東京五輪に臨んでいるDF板倉滉は、マンチェスター・シティからエールディビジ(オランダ1部)のフローニンゲンへレンタル移籍により加入していた。しかし、アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックが同選手の獲得に興味を示している。その中、板倉滉本人は自身の去就について言及した。22日、英紙『デイリー・レコード』が報じている。

 現在24歳の板倉滉は、2019年1月には川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ完全移籍するとともに、フローニンゲンへ2020年夏までの契約期間でレンタルにより加入。2019/20シーズンでは公式戦24試合に出場すると、フローニンゲン首脳陣が同選手のパフォーマンスを高く評価。レンタル期間が1年延長された中で臨んだ2020/21シーズンは、リーグ戦全34試合でフル出場してクラブの年間最優秀選手に選出されている。また、同選手は東京五輪の日本代表に選ばれると、22日に行われたグループステージ第1節・南アフリカ戦でフル出場し、勝利に貢献している。

 板倉滉の去就を巡っては、マンチェスター・シティとの契約が2022年6月までである中、フローニンゲンが同選手の引き留めにむけてマンチェスター・シティとの交渉を行っていると今年3月に伝えられていた。

 一方、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックは、明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いていたポステコグルーを先月に招へい。今週にはロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のルビン・カザンからスウェーデン代表DFカール・スターフェルトを完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 ただ、セルティックはセンターバックを本職とする選手をもう1名獲得することを検討している模様。その候補として、板倉滉やトッテナム・ホットスパーが保有権を持つアメリカ代表DFキャメロン・カーター=ビッカースの名前があがっている。

 その中、板倉滉は南アフリカ戦後のメディアインタビューで「フローニンゲンでのプレーによって、僕はさらに良い選手になりましたし、外国語でのコミュニケーションのとり方についても学ぶことができました。何もかもが初めての経験でした。ひとりの人間としてもそうですし、ひとりの選手としても成長しました」とフローニンゲンに対する感謝の言葉を残している。

 そして「僕の夢は、多くの人々に板倉滉の存在を知ってもらえるようなクラブでプレーすることです。ただ、どこかのタイミングでフローニンゲンに戻りたいと常に思っています」とコメントを残している。

 なお、『デイリー・レコード』は板倉滉がセルティックへ移籍する場合、スターフェルトのバックアッパーという立場でシーズンを迎える可能性が高いという見解を示している。