Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎、レアンドロ・ダミアンに契約延長打診も…他クラブからもオファーが

レアンドロ・ダミアン 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、今季終了後の去就が不透明となっているようだ。22日、ブラジルメディア『REVISTA COLORADA』が伝えている。

 2012年のロンドン五輪に出場した経験をもつダミアンは、2019年に川崎フロンターレへ完全移籍により加入。FW小林悠らとし烈なポジション争いを演じる中、Jリーグ挑戦1年目の2019シーズンは公式戦31試合に出場し11ゴールをマーク。そして昨季はJ1リーグ全34試合に出場。リーグタイトル獲得や天皇杯優勝に大きく貢献していた。

 そして副キャプテンのひとりとして臨んでいる今季は、ここまでリーグ戦16試合に先発出場して12ゴール8アシストをあげている。また、ウズベキスタン国内で集中開催されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区のグループステージでは3試合で先発メンバーに名を連ねて6ゴール2アシストをマーク。チームは6戦全勝でノックアウトステージ進出を決めている。

 現在32歳のダミアンは、川崎フロンターレとの契約期間が2022年1月までとなっている。そのため、先日にはブラジルやUAEの複数クラブ、そして日本国内の他クラブが関心を示しているとブラジルメディアが報道。また、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のSCインテルナシオナルへ復帰する可能性がささやかれていたが、代理人がこの噂を否定していた。

 その中、選手サイドは川崎フロンターレから契約延長の打診を受けている模様。一方で、複数クラブからのオファーも届いているという。また、同選手の代理人は『REVISTA COLORADA』の取材で「彼の今後について決めるところだ」と語っており、今季終了後の去就について熟考していることを明かしている。

 J1リーグ制覇とACL優勝を最大目標とする中、チームをけん引する存在として十分に機能してるダミアン。Jリーグ界屈指のストライカーの残留を多くのサポーターが望んでいるはずだ。