プレミアリーグ チェルシー

ローマ、チェルシーDFの獲得検討か!英3クラブ興味もモウリーニョが高評価

クル・ズマ(写真右) 写真提供: Gettyimages

 チェルシーのフランス代表DFクル・ズマにはプレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているが、新たにローマも同選手の獲得に名乗りを挙げているようだ。10日、フランスメディア『テレフット』が報じている。

 現在26歳のズマは、2014年夏にサンテティエンヌからチェルシーへ加入。ストーク・シティやエバートンへのレンタル移籍をへて2019年夏に復帰すると、2019/20シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで7試合、プレミアリーグで25試合に先発出場していた。しかし、2020/21シーズンはトーマス・トゥヘル監督の就任以降、出場機会が減少。UEFAチャンピオンズリーグでは準々決勝以降で出番がなかった。また、シーズン終了後にはフランス代表の一員としてEURO2020に臨んでいたが、決勝トーナメント1回戦・スイス戦までの4試合で一度もピッチに立たず、大会を後にしている。

 ズマはチェルシーとの契約を2023年6月まで残しているが、2021/22シーズンの構想から外れていることをすでに通達されている模様。トッテナム・ホットスパーやエバートン、ウルバーハンプトン・ワンダラーズの3クラブが同選手の獲得に興味を示しているという。

 しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任したローマもズマへの関心を強めている模様。買い取りオプション付きの1年レンタルによる獲得を検討しているようだ。

 なお、モウリーニョ氏は2013年夏から約2年半にわたりチェルシーを率いており、ズマの獲得に携わっている。トゥヘル監督の構想から外れた同選手は、セリエAの舞台でモウリーニョ監督と再会することはあるのだろうか。