レアル・マドリードを2020/21シーズン限りで退団したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、パリ・サンジェルマン(PSG)へ加入することがほぼ確実となったようだ。1日、フランスのラジオ局『RMC Sport』が報じている。
セルヒオ・ラモスの去就を巡っては、レアル・マドリードが選手サイドと契約延長にむけた交渉を直近数カ月にわたって行ってきたが、合意に至ることはなく、先月16日に契約満了による今季限りでの退団が公式発表されていた。また、同選手にはマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドがオファーを提示。PSGも同選手の代理人との交渉を行っていた。
スペインの複数メディアは、年俸をはじめ条件面でPSGが争奪戦で優位に立っていると伝えていた。その中、昨季限りで元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングとオーストリア代表DFダビド・アラバが契約満了により退団したバイエルン・ミュンヘンがセルヒオ・ラモスに関心を寄せているとドイツメディアが報道。
しかし、今月に入って、PSGが選手サイドと2年契約を結ぶことで合意に達した模様。セルヒオ・ラモス本人は近日中にもメディカルチェックを受けるとのことだ。
なお、セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。しかし今季は数度の負傷離脱により、公式戦21試合に先発出場にとどまっていた。さらに、同選手は先月に開幕したEURO2020本大会のスペイン代表メンバーから落選していた。
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