ローマはイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの獲得を狙っているが、トリノに対して移籍金を増額した上で再びオファーを提示するようだ。7日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
ベロッティの去就を巡っては、トリノとの現行契約が来年6月までとなっているが、現時点で新契約締結への動きに進展はない模様。また、トリノのウルバーノ・カイロ会長は先日、同選手に対する新契約の内容について条件面の見直しを行わない考えを示していた。その中、ローマはトリノに対して移籍金1500万ユーロ（約20億円）+ボーナスという条件でオファーを提示。しかし、トリノはこれを拒否した上で、少なくとも3000万ユーロ（約39億円）を求める構えを見せている。
これを受けて、ローマは移籍金を2000万ユーロ（約26億円）まで増額し、再度トリノに対してベロッティ獲得の打診を行う模様。また、選手サイドに対しては、年俸300万ユーロ（約4億円）による4年契約でオファーを行うとのことだ。
なお、ベロッティは2015年夏にパレルモからトリノに加入すると、強靭なフィジカルやゴール前での決定力を武器に前線でレギュラーに定着。直近2、3シーズンでは一時期不調に悩まされることもあったが、今季はリーグ戦で33試合に先発出場し13ール7アシストをマーク。くわえて、同選手はほぼ全試合でゲームキャプテンを任せられていた。
コメントランキング