プレミアリーグ ウルヴァーハンプトン

ウルブス、躍進導いたヌーノ監督が今季限りで退任「クラブを前進させたことは誇り」

ヌーノ・エスピリト・サント: Gettyimages

 ウルバーハンプトン・ワンダラーズは21日、ヌーノ・エスピリト・サント監督が今季限りで退任することを発表した。

 過去にリオ・アべ、バレンシア、ポルトの指揮官を歴任してきたヌーノ監督は、2017年夏に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたウルブスの監督に就任。わずか1年でチャンピオンシップ優勝に導きプレミアリーグ昇格を果たすと、直近2シーズンはいずれも7位という成績を収めていた。

 だが、今季は1試合を残してリーグ戦12位と就任以降、最も低迷したシーズンを過ごしていた。4シーズンにわたってウルブスを指揮したヌーノ監督は今季限りで退任することを受けて、感謝のメッセージを残している。

 「コンプトンに到着した最初の日から、我々はポジティブな変化をもたらし、このフットボールクラブを前進させるという野心を持っていて、それを毎日実行したことを誇りに思う。目標を達成し、情熱を持って一丸となって取り組んできた。まず、我々がウルブスが新たな高みに到達するために重要な役割を果たしてくれたサポーターの皆さん、そして我々を受け入れてくれた街の人々に感謝したいと思う」
 
 「もちろん、ウルブスのスタッフ全員にも感謝している。彼らのサポートと毎日の献身にね。最も重要なのは我々がスタートした日から一緒に仕事をしてきた選手1人1人の忠誠心、献身性、努力、そして才能に感謝したいと思う。日曜日はとても感動的な一日になるはずだ。しかし、ファンの皆さんが再びモリニューに戻ってきて、最後の特別な瞬間を一緒に共有できることをとても嬉しく思う」