プレミアリーグ ウルヴァーハンプトン

ウルブス、スペイン人MF獲得に動く…降格近づくシャルケは売却不可避か

オマール・マスカレル 写真提供: Gettyimages

 ウルバーハンプトン・ワンダラーズはシャルケのスペイン人MFオマール・マスカレルの獲得に興味を示しているようだ。9日、『CaughtOffside』が報じている。

 今シーズン、チームのエースストライカーであるメキシコ代表FWラウル・ヒメネスを長期離脱で欠き、12位と厳しいシーズンを送っているウルブス。同クラブのヌーノ・エスピーリト・サント監督は既に来シーズンに向けてマスカレルをリストアップしているようだ。

 マスカレルはスペイン出身の28歳。レアル・マドリードの下部組織出身の同選手は2013年に当時のレアル指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督に抜擢される形でトップチームデビューを果たした。その後はイングランドのダービー・カウンティ、スペインのスポルティング・ヒホンへのレンタル移籍を経験後、2016年にブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトへと完全移籍で加入。2018年6月にはシャルケへと移籍を果たし、これまで同クラブで公式戦66試合に出場している。

 同メディアによると、今シーズンのブンデスリーガで最下位に沈むシャルケは財政難に陥っており、降格も見据えて複数主力選手の放出に動く模様。マスカレルの移籍金もわずか500万ユーロ(約6億5000万円)程度となるようだ。