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リヨンFWデパイにセリエA行きの可能性が!バルサ移籍報道も…

メンフィス・デパイ 写真提供: Gettyimages

 オリンピック・リヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイはバルセロナ移籍の噂が飛び交っているが、ここにきてセリエAに参戦する可能性が浮上しているようだ。21日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在27歳のデパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入すると、2017/18シーズンに公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストをマークして復調。今季はここまで公式戦38試合に出場して22ゴール10アシストをあげているほか、大半の試合でゲームキャプテンを任せられている。

 デパイとリヨンの現行契約は今年6月に満了を迎えるが、契約延長で合意には至らず、今季終了後の退団がほぼ確実となっている。また、同選手の代理人はバルセロナ首脳陣と複数回にわたり会談を行っているほか、デパイ本人が先月末にバルセロナ市内で目撃されたという情報が飛び交っていた。

 スペイン紙『マルカ』は今月13日、両者がロナルド・クーマン監督の留任した場合に限るという条件付きで今夏加入の合意に至ったと報道。一方でデパイ本人は母国メディアのインタビューで新天地がまだ決まっていないことを明かしていた。

 その中、『コリエレ・デッロ・スポルト』はジョゼ・モウリーニョを招へいしたローマがデパイを今夏の獲得候補にリストアップしていると主張。前線ではトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティをトップターゲットに掲げているが、ベロッティの動向次第ではデパイ獲得に乗り出すようだ。

 なお、バルセロナは今季リーグタイトルを逃したことにより、クーマン監督の解任に向かうと伝えられている。デパイの去就とあわせて、バルセロナの監督人事にも注目が集まる。