ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、シャビ氏招へいの可能性残す。アル・サッドと契約延長も…

シャビ 写真提供:Gettyimages

 バルセロナのレジェンドであるシャビ・エルナンデス氏はカタール1部のアル・サッドと新契約を結んだものの、依然として古巣クラブ指揮官に今夏就任する可能性があるようだ。16日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

 シャビ氏は2019年に現役を退くと、そのままアル・サッドの監督に就任。アル・サッドは今季、カタール国内リーグを無敗で終えて優勝していたが、先月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)西地区でグループステージ敗退。シャビ氏との契約期間が今年6月までとなっていたこともあり、契約更新を行わない可能性があると伝えられていたが、先週に2023年6月までの新契約を結んでいた。

 一方、バルセロナは今季からロナルド・クーマンがチームを率いているが、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16で敗退。そしてリーグ戦でも16日に行われた第37節・セルタ戦で逆転負けを喫したことにより、優勝の可能性が消滅。これにより、周囲では今夏監督交代の可能性がささやかれている。

 その中、『スポルト』はバルセロナのジョアン・ラポルタ会長が近日中にもシャビ氏と会談を行うと主張。ただ、シャビ氏本人はアル・サッドとの新契約締結後にバルセロナ復帰を否定するコメントを残している。

 クーマン監督の手腕に疑問の声が上がる中、バルセロナ首脳陣の動きに引き続き注目が集まる。