Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎でJ1初制覇のエドゥアルド・ネットがブラジル3部加入へ。名古屋退団後は1年以上無所属に

エドゥアルド・ネット 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレや名古屋グランパスに在籍した過去を持つブラジル人MFエドゥアルド・ネットはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)のクラブに加入するようだ。28日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。

 現在32歳のエドゥアルド・ネットは2006年にECバイーアでプロキャリアをスタートさせると、2010年にはプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のSCブラガへ加入するものの、出場機会に恵まれずわずか1シーズンでブラジルに戻る。その後、同選手は複数クラブを渡り歩き、2016年に川崎フロンターレへ期限付き移籍により加入。2017シーズンには主力として公式戦38試合に出場しクラブのJ1リーグ初制覇に大きく貢献。2018シーズン途中に名古屋グランパスへ移籍していたが、昨年2月に双方合意のもとで契約解除となっていた。

 エドゥアルド・ネットは名古屋グランパス退団後、ブラジル国内で所属クラブが見つからず1年以上にわたりフリーの身となっていた。しかし、今週に入ってブラジル3部を舞台に戦うトンベンセFCの会長が同選手の入団を明言している。

 川崎フロンターレで本来のパフォーマンスを発揮していたエドゥアルド・ネットは試合勘が心配される中、母国で再起を図ることになりそうだ。