Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ解任のザーゴ、ブラジル1部で監督業再開の報道もオファー届かず…

鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズ指揮官を今月途中に解任されたアントニオ・カルロス・ザーゴ氏には現時点で他クラブからの監督就任オファーが届いていないようだ。27日、ブラジルメディア『Diario Do Nordeste』が報じている。

 ザーゴ氏はブラジル国内の複数クラブで指揮を執った後、昨季から鹿島アントラーズを率いていた。しかし、今季はJ1リーグ開幕節・清水エスパルス戦で逆転負けを喫すると以降も勝ち点を積み重なることができず、今月11日に行われた第9節・北海道コンサドーレ札幌戦をドローで終えた後に解任となっていた。

 同氏の去就を巡っては、今週はじめにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECが今月25日に辞任したエデルソン・モレイラ監督の後任候補にリストアップしているとブラジルメディア『O POVO』が報じていた。

 しかし、ザーゴ本人は『Diario Do Nordeste』の取材に対して「現時点では、どのクラブも私にコンタクトをとっていない。私はブラジル(のサッカー界)に戻ることを望んでいる。ノルデステ(ブラジル北東部の地域)、特にフォルタレーザには最大限の敬意を払っているよ」とオファーが届いていない現状を明かしている。

 ザーゴ氏は鹿島アントラーズの監督を解任された直後、ブラジルに帰国し、家族との時間を過ごしながらブラジル国内で監督業を続けることを望んでいると伝えられていたが、果たしてどのタイミングでオファーが届くのだろうか。