レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・バランはチェルシーに移籍する可能性が浮上しているようだ。25日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
バランは2011年夏にRCランスからレアル・マドリードに加わると、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスとともに最終ラインに必要不可欠な戦力としてチームを支え、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献。今季はここまで公式戦38試合に出場しているが、今月に新型コロナウイルス陽性による隔離を余儀なくされていた。
バランとレアル・マドリードの現行契約が2022年6月に満了を迎える中、同選手の去就を巡ってはかねてからクラブ首脳陣が慰留に努めるものの今季終了後までに新契約締結の合意に至らない場合は今夏のマーケット期間で放出に踏み切る可能性が報じられていた。
移籍先候補としてパリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッドの名前があがっていたが、ここにきてチェルシーが同選手の獲得に興味を示している模様。また、移籍金は7000万ユーロ(約91億円)にのぼるとみられ、獲得可能なクラブは限られている。
なお、レアル・マドリードはスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが契約延長しない意向を示していることから今季終了後に契約満了により退団する可能性が伝えられている。
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