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今季2桁得点の鈴木優磨、ベルギー国外移籍は既定路線か!STVV監督が退団を明言

鈴木優磨 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーした過去を持ち、現在ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に在籍しているFW鈴木優磨は今夏退団が既定路線となっているようだ。23日、ベルギーの放送局『TV Limburg』が伝えている。

 現在24歳の鈴木優磨は2019年夏に鹿島アントラーズからSTVVへ完全移籍により加入。移籍1年目の昨季にリーグ戦で24試合に出場し7ゴールをマークすると、今季は33試合で先発出場し17ゴールをあげるなど、中心選手としてチームをけん引。周囲から同選手のパフォーマンスが高く評価されると、STVVのファンが選ぶ年間MVPに輝いている。

 一方、STVVは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて資金調達を行う必要性に迫られれているとかねてから伝えられており、鈴木優磨をドイツやイタリアなど欧州主要リーグのクラブへ放出する可能性がささやかれている。

 その中、STVVのペーター・マース監督は『TV Limburg』において「鈴木優磨はこの夏にクラブを去ることになる。これは決定事項だ。彼は他国のリーグで経験を積むことを望んでいる」と同選手が国外移籍を望んでいることを明かしている。

 鹿島アントラーズでAFCチャンピオンズリーグをはじめ複数のタイトルを獲得し、国外移籍でさらなる成功を収めている鈴木優磨は、この夏にもさらなるステップアップを図ることになりそうだ。