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FC岐阜、トップチーム活動休止でJ3第5節アスルクラロ沼津戦中止に。複数選手が新型コロナ陽性

FC岐阜

 明治安田生命J3リーグのFC岐阜は6日、トップチームの選手3名が新型コロナウイルス陽性となったことにより、4月15日までの活動休止、および11日に開催予定だったJ3リーグ第5節・アスルクラロ沼津戦の中止を公式発表している。

 FC岐阜は今月1日にトップチームの選手1名に発熱や咳の症状が出ると、PCR検査の結果新型コロナウイルス陽性と判定。翌日にトップチーム関係者全員がPCR検査を受けたところ、新たに選手1名から陽性反応が出たことによりJ3リーグ第4節・ガイナーレ鳥取戦が開催中止となっていた。

 その後、5日までのPCR検査において新たに選手1名の陽性が確認されているほか、選手の家族2名も陽性となっている。岐阜市保健所は感染経路が特定できないことからFC岐阜に対して15日までトップチームの活動を自粛するように要請。これに伴い、J3リーグ第5節・アスルクラロ沼津戦が中止となっている。

 FC岐阜の宮田博之代表取締役社長は「この度、岐阜市保健所より陽性者を除き、濃厚接触者の自宅待機について4月1日(木)から4月15日(木)まで要請されました。これを受けましてクラブとしましても保健所の要請を重く受け止め、チームとしての活動を自粛いたします。また4月11日(日)に開催を予定しておりましたアスルクラロ沼津戦につきまして、Jリーグ、アスルクラロ沼津様と協議の上、開催中止を決定いたしました」

 「試合を楽しみにして頂いておりました両クラブのファン・サポーターの皆様、アスルクラロ沼津関係者の皆様、そしてFC岐阜に関わるすべての皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。クラブとしましては、岐阜市保健所の指導のもと、感染拡大防止および感染経路の特定などを行うとともに、より一層の新型コロナウイルス感染症対策を徹底励行し、感染拡大の防止に努めてまいります」と声明を発表している。