ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、今冬加入のフランス人FWの買取OP行使しない方針もシメオネ監督は…

ムサ・デンベレ 写真提供:Gettyimages

 アトレティコ・マドリードは今冬にオリンピック・リヨンから今年6月までのレンタル移籍によりフランス人FWムサ・デンベレを獲得しているが、買い取りオプションを行使しない可能性が高いようだ。22日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 デンベレは今季、オリンピック・リヨンで出場機会を減らしたことにくわえて昨年12月には負傷により戦線離脱。それでもアトレティコは元スペイン代表FWジエゴ・コスタの後釜として同選手を3350万ユーロ(約42億円)の買い取りオプションが付いた半年レンタルにより獲得している。

 しかし、同選手は加入後ここまでわずか4試合の出場にとどまっているほか、一度も先発メンバーに名を連ねていないことから、周囲ではアトレティコ・マドリードが買い取りオプションを行使しないという見方が広まっている。

 ただ、ディエゴ・シメオネ監督はポルトガル代表FWジョアン・フェリックスやウルグアイ代表FWルイス・スアレスに休養を与える時にデンベレに出場機会を与えるようだ。

 先月に新型コロナウイルス陽性による自主隔離を余儀なくされたこともありここまでインパクトを残せていないデンベレだが、数少ないチャンスで本来のパフォーマンスを発揮したいところだ。