プレミアリーグ リバプール

長期離脱のファン・ダイク&J・ゴメス、ユーロに間に合わずか。クロップ監督が言及

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 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同クラブに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとイングランド代表DFジョー・ゴメスの負傷状態について、今夏に延期されたユーロ2020(UEFA欧州選手権)に間に合わない可能性が高いとの見解を示した。イギリス『BBC』が伝えた。

 ファン・ダイクは、昨年10月に行われたプレミアリーグ第5節のエバートン戦で右ヒザ前十字靭帯損傷の重症を負い、全治7カ月から8カ月と推測されている。一方のジョー・ゴメスは11月に召集されたイングランド代表のトレーニング中に左ヒザを負傷し、こちらも長期離脱を余儀なくされている。

 クロップ監督は両者の現状について「ジョーはランニングすらできていない。フィルジルに関してはランニングは開始しているが、本当に難しい」とコメント。今年6月に開催されるユーロ2020への参加について問われると、「私に決定権はない」と前置きをしつつ、同大会への参加は難しいと見解を述べた。

 「正直に言うと、現時点で私が持っている情報では(ユーロへの出場は)ありそうもない。彼らを出場させたくないわけではない。それは、怪我の具合によるものだ。彼らがプレシーズンに参加できるようになることを我々は願っている。これは本当に深刻なケガだから、どの大会に参加するかという話ではなくなっているよ」