Jリーグ ガイナーレ鳥取

J3ガイナーレ鳥取を退団の小林智光が現役引退「山梨以外に自分の帰る場所があることを…」

ガイナーレ鳥取のサポーター 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J3リーグのガイナーレ鳥取は1日、昨季限りで契約満了により退団していたMF小林智光の現役引退を公式発表している。

 小林智光は山梨学院大学付属高校、山梨学院大学をへて2018年にガイナーレ鳥取に入団。プロ1年目はJ3リーグで27試合に出場し3ゴールをあげていたが、2019シーズンは9試合出場と出番が減ると、昨季はわずか2試合の出場にとどまりシーズン終了後に契約満了を告げられていた。

 同選手は現役引退を決断したことについて「昨シーズンをもちまして現役を引退することに決めました。まずはこのガイナーレ鳥取で3年間共に闘った選手、スタッフ、フロントの方々、チームの関係者、スポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様に心より感謝申し上げます。自分自身ガイナーレ鳥取に入らせて頂いて苦しい思いや悔しい思いばかりだった気がします。でも点を取った時のあの高揚感や試合に出る時の緊張感はこの先味わうことのできない貴重な体験だったと思っています」

 「ただどんな時も温かい声をかけてくださった人達や寄り添って頂いた人達の期待に応える事が出来なかったのがなにより悔やまれます。皆様と出会えた事は自分にとってかけがえのない宝で、山梨以外に自分の帰る場所があることを心から嬉しく思います。これから自分がどんな道に進もうが温かく見守って頂けると嬉しいです。また皆様とどこかで再会できる事を願い精進していきたいと思います。本当に今までありがとうございました!!楽しかったです!!さよなら!!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。