ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、主力DFダビド・アラバの今夏退団を発表。レアル移籍濃厚と報道も…

ダビド・アラバ 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンは16日、オーストリア代表DFダビド・アラバが今季終了後に退団することを公式発表している。

 ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力として好パフォーマンスを発揮している。一方、同選手とのクラブの現行契約は来夏に満了を迎えるが新契約締結への進展はなく、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は昨年10月までに新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したことにより今季終了後までの退団が確実になったことを明言していた。

 同選手の去就を巡っては、今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約でオファーを提示し、選手サイドと合意に達したと伝えられていた。また、バイエルンは今週にRBライプツィヒからフランス代表DFダヨ・ウパメカノの今夏加入を公式発表していた。

 その中、ダビド・アラバ本人は16日に記者会見に出席し、自らの口からバイエルンを今季終了後に離れることを明言している。また、移籍先についてはレアル・マドリードが有力視されているものの、まだ決めていないことを明かしている。