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レアル、今夏退団濃厚のセルヒオ・ラモスのオファー再検討は行わず…

セルヒオ・ラモス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはやはり今夏退団が既定路線となっているようだ。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 セルヒオ・ラモスの去就を巡っては、現行契約が今年6月に満了を迎えるものの契約延長にむけた交渉においてクラブ側が1000万ユーロ(約12億6000万円)と現行契約よりも低い年俸を提示したこともあり進展が見られず、かねてから今季終了後に退団する可能性が高いという報道が飛び交っている。

 また、同選手の移籍先候補にはパリ・サンジェルマン(PSG)が有力視されており、2000万ユーロ(約24億7000万円)という巨額の年俸を用意していると伝えられている。また、先日には一部のイギリスメディアは選手サイドがマンチェスター・ユナイテッド移籍も視野に入れていると主張していた。

 レアル・マドリードは先日、選手サイドに契約延長に応じるかどうかの回答期限を3月までに設定したと伝えられているが、クラブ首脳陣は条件面を改めて再度オファーを提示することを検討していないようだ。減俸提示に対して不満を抱いているセルヒオ・ラモスが長らく過ごしてきたレアル・マドリードを離れる可能性はより一層高まっている。