セリエA ローマ

ローマFWジェコとフォンセカ監督との関係が修復か!今週末のユベントス戦出場へ全体練習合流

エディン・ジェコ 写真提供: Gettyimages

 ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは6日に控えているセリエA第21節・ユベントス戦に出場する可能性が高いようだ。2日、イタリア紙『Il Messaggero』が伝えている。

 ジェコは今季ここまで公式戦20試合に出場し8ゴールをあげているが、1月に行われたコッパ・イタリアのベスト16・スペツィア戦での不戦敗によるチームマネージャーの解任を巡りパウロ・フォンセカ監督と衝突。1月下旬以降は全体トレーニングに参加していないほか、公式戦でもベンチ外となっている。クラブは同選手の負傷を公式発表していたが、周囲では今冬退団の可能性がささやかれていた。

 ジェコの去就を巡っては、ローマがインテルに対してデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンやチリ代表FWアレクシス・サンチェスとのトレードを打診していたが、いずれも破談に終わると、ジェコの残留が決定。そして2日にジェコ本人やフォンセカ監督、チアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)など関係者による会談が行われた後、同選手は全体トレーニングへの復帰を果たしている。

 また、ローマは2日にUEFAヨーロッパリーグの登録メンバーを発表しているが、このリストにもジェコの名前が含まれており、同選手とフォンセカ監督との関係が修復したという見方が広まっている。