プレミアリーグ チェルシー

ランパード監督解任のチェルシー、後任として元ユベントス指揮官招へいのプランは…

マッシミリアーノ・アッレグリ 写真提供: Gettyimages

 チェルシーはフランク・ランパード氏の後任としてマッシミリアーノ・アッレグリ氏の招へいを行う構想はなかったようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 チェルシーは2019年夏にランパード氏が指揮官に就任すると、昨夏にはドイツ代表MFカイ・ハフェルツやFWティモ・ベルナーを獲得するなど大型補強を敢行。しかし、今季はプレミアリーグで9位にとどまるなど不振を極めており、20日に行われたレスター・シティ戦で完敗したことを受けてランパード監督の解任に踏み切っていた。

 ランパード監督の後任には、昨年末にパリ・サンジェルマンの監督を解任され現在フリーとなっているトーマス・トゥヘル氏が最有力候補として挙げられているが、イタリアの一部メディアはかつてミランやユベントスを率いていたマッシミリアーノ・アッレグリ氏の名前をあげていた。しかし、『スカイスポーツ』はチェルシー首脳陣がランパード監督解任前から同氏に対して一度もコンタクトをとっていなかったと主張しており、当初からリストアップしていなかったという見解を示している。

 ユベントスでセリエAやコッパ・イタリアをはじめ数多くのタイトルを手に入れたアッレグリ氏だが、もうしばらくは監督業から距離を置くようだ。