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バルサとレアルがローマFWジェコ巡り争奪戦か!英クラブも獲得オファー提示

エディン・ジェコ 写真提供: Gettyimages

 ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを巡って、バルセロナとレアル・マドリードが争奪戦を繰り広げるかもしれない。25日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がこれを伝えている。

 ジェコは今季ここまで公式戦20試合に出場し8ゴールをマークするなど好パフォーマンスを発揮し続けている。その中、ローマは先週なかばに行われたコッパ・イタリアベスト16のスペツィア戦で選手交代枠の超過による不戦敗が決定。今季のセリエA開幕節・エラス・ベローナ戦につづくミスをうけて、クラブはチームマネージャーの解任に踏み切っているが、この決定を巡って同選手とパウロ・フォンセカ監督が口論に発展し、関係が悪化している。また、ジェコは23日に行われた第19節・スペツィア戦でベンチ外となっているほか、現在は全体トレーニングに参加していないことから、今冬移籍の可能性が高いという見方が広まっている。

 ジェコの去就を巡っては、ローマがインテルに対してデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとのトレードを打診したものの却下されていた。また、同選手の代理人はプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドからのオファーを拒否したことを明かしている。その中、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス退団後以降、前線の強化が課題となっているバルセロナと元フランス代表FWカリム・ベンゼマのバックアッパー確保を目指すレアル・マドリードがジェコをリストアップしているようだ。

 今冬のマーケット閉鎖まで残り数日となる中、ジェコの周囲はにわかに騒がしくなっている。果たして最終日までに所属クラブを変えることはあるのだろうか。