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浦和レッズ、大分トリニータから田中達也の獲得発表「自分と同姓同名で小さい頃から憧れ続けている…」

浦和レッズのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは28日午後、大分トリニータからMF田中達也を完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 田中達也は東福岡高等学校、九州産業大学をへて3シーズンにわたり特別指定選手として在籍したロアッソ熊本に2015シーズンから入団。1年レンタルでFC岐阜に在籍していた期間も含め着実に出場機会を増やす。2019年にはガンバ大阪へ移籍するも出場機会に恵まれずシーズン途中に大分トリニータへ加入。移籍後すぐにレギュラーに定着すると今季は過密日程の中でもJ1リーグ33試合に出場し8ゴールをマークしていた。

 同選手は浦和レッズ加入について「このたび、2021シーズンから浦和レッズに加入することとなりました、田中達也です。浦和レッズは、自分と同姓同名で小さい頃から憧れ続けている田中達也選手がプレーしていたクラブで、ここでプレーできることを心から光栄に思っています。自分の武器は、ドリブルとスピードですので、ゴールにつながるようなプレーやみなさんにワクワクしてもらえるようなプレーを見せたいと思います。ファン・サポーターのみなさんの熱い応援を背にしてプレーすることを今から楽しみにしています。浦和レッズという偉大なクラブの目標を達成するために、チームに貢献できるよう全力でがんばります。憧れの田中達也選手のように、このクラブでタイトルを獲得したいと思います。応援よろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 また大分トリニータを1年半で離れることについては「このたび浦和レッドダイヤモンズに移籍することになりました。今年はコロナ禍により大変な年だったにも関わらず、変わらずサポートしていただいたファン・サポーター、スポンサー、行政の皆様、1年間応援ありがとうございました。大分トリニータのファン・サポーターの皆様には、昨年のシーズン途中での加入当初より温かい声援を送っていただきました。皆様の応援が僕の走る原動力となり頑張ることができました。ありがとうございました。チームを離れることになりますが、これからもサッカーと真摯に向き合い、向上心を絶やさずに成長していけるように頑張ります。1年半本当に応援ありがとうございました」と別れの言葉を残した。