リーグ・アン パリ・サンジェルマン

インテルMFエリクセン、トゥヘル解任確実のPSGで恩師と再会の可能性も!

クリスティアン・エリクセン 写真提供: Gettyimages

 インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの去就は、パリ・サンジェルマン(PSG)の監督人事に左右されるかもしれない。24日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が伝えている。

 トッテナム・ホットスパーから昨冬にインテルへ加入したエリクセンは昨季後半戦では公式戦で11試合の先発出場にとどまると、今季もここまで先発メンバーに名を連ねたのはわずか5試合にとどまっている。また周囲では、エリクセンの出場機会が少ない理由にアントニオ・コンテ監督が同選手の本職であるトップ下を配さないフォーメーションを一貫して採用していることがあるものとみられる。また、インテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)は23日に行われた第14節・エラス・ベローナ戦における試合前のメディアインタビューに応じた際にエリクセンが放出候補であることを認めたことから、今冬退団が確実視されている。

 同選手の移籍先候補には、かねてからアーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、PSGの名前があがっているものの、本人はプレミアリーグ復帰を望んでいない模様。

 また、PSGは年内にもトーマス・トゥヘル監督の解任を公式発表するものとみられるが、後任としてマウリシオ・ポチェッティーノ氏が招へいされた場合はエリクセンがPSGへ移籍する可能性が高くなるという見方が広まっている。両者は5シーズン以上にわたりトッテナムでともに仕事をしていたが、タイトル獲得には至っていない。かつてプレミアリーグを舞台に時間をともにしてきた両者がパリで再会を果たすことはあるのだろうか。