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殺人、放火、誘拐、テロ…凶悪な罪を犯したサッカー選手たち

写真提供: Gettyimages

普段は真面目で性格も良く、近所づきあいもそつなくこなす。そんな彼が実は犯罪者だった…。ドラマや映画でよくある展開だ。

しかし、現実の世界でもそういったことが起きてしまうことがある。サッカー選手となり、人々の憧れとなった人間でも誤った道を進んでしまうのだ。

今回は、犯罪の中でも凶悪な事件を起こしたサッカー選手たちをご紹介する。


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レネ・イギータ

犯罪:誘拐

「エル・ロコ」狂人と呼ばれた伝説のゴールキーパーも重い罪を犯している。コロンビア代表GKとして活躍したイギータだが、彼を悪い意味で有名にする事件が1993年に起きた。

イギータは麻薬王パブロ・エスコバルに協力し、麻薬組織の大物カルロス・モリーナの娘を誘拐する共犯者となった。犯人グループへ身代金を渡したことの報酬として6400ドルを受け取ったことで7ヵ月間投獄され、1994年にアメリカで行われたワールドカップにも出場することはできなかった。

ブルーノ

犯罪:殺人、誘拐

ブルーノこと、ブルーノ・フェルナンデス・デ・ソウザは2002年に18歳の若さでアトレチコ・ミネイロでデビュー。2006年には名門フラメンゴに移籍し、2010年にはミランからもオファーを受けていた選手だ。ブラジル代表候補にも挙がっていた。

しかし、そのブルーノは2010年に愛人を誘拐し、殺害した容疑で逮捕された。死体遺棄の指示や、愛人の子子供の誘拐にまで手を染めていたという。本人は犯行を否定したが、2013年に懲役22年の実刑判決を受けている。


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ブレーノ

ブレーノこと、ブレノ・ビニシウス・ロドリゲス・ボルジェスはブラジルの名門サンパウロ下部組織出身で、2007年にはトップチームデビューを果たした。バイエルン・ミュンヘンでもプレー経験のある選手だ。

そのブレーノは2011年9月に、自宅への放火の容疑で逮捕された。その後、懲役3年9ヵ月の実刑判決を受けている。刑務所内では模範囚として振舞ったブレーノには仮釈放が与えられ、一時期はバイエルン下部組織のコーチを務めていた。

ニザール・トラベルシ

犯罪:国際テロ

ニザールはフォルトゥナ・デュッセルドルフでのプレー経験もあるチュニジア人選手だ。しかし、2001年に起こした事件により、彼はテロリストとなった。

ニザールはイスラム教スンナ派の過激派テロ組織アルカイーダと関わっていたようだ。ウサーマ・ビン・ラーディンとの繋がりもあったという。そんなニザールは2003年に、ベルギー空軍基地のクラインブローゲル空軍基地に駐留するアメリカ兵などを攻撃する計画を立てたとして、10年の禁固刑を受けている。


 

名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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