レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督がサポーターに対して、ウェールズ代表FWガレス・ベイルとの関係改善を求めるコメントを残した。スペイン紙『マルカ』が報じている。
EURO2020予選のハンガリー代表戦に勝利し、本戦出場を決めたウェールズ代表。勝利に貢献したベイルは試合後に「ウェールズ、ゴルフ、レアル。これが優先順位」と書かれたウェールズ国旗を持ちチームメイトともにチャントを披露。これがマドリードサポーターの感情を逆なでし、批判の的となっている。
そのベイルは23日に行われたラ・リーガ第14節のレアル・ソシエダ戦に67分から出場。サポーターからはピッチのベイルに対してブーイングが集中。この件についてジダン監督は以下のように語っている。
ジネディーヌ・ジダン
「残りのシーズンは(ブーイング)が続かないことを願うよ。サポーターが最後まで私たちに寄り添ってくれることを願っている。私たちがコントロールできる範囲のことはないが。
サポーターもしたいことをする権利がある。しかし、私は彼らに拍手を送ることを求めたい。(ブーイング)が不公平なことかどうかは判断しかねる。
(EURO予選での出来事については)何も話していない。“おめでとう”という言葉だけを送ったよ。
私たちがすべきは、ピッチで働き続けることだけだ。ベイルへの雑音があまりにも多すぎる。彼は私たちとともにあり、良好な関係性を維持したいと考えている」
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