プレミアリーグ アーセナル

【前編】プレシーズンから見えてきた、プレミア・ビッグ6の展望

写真提供: Gettyimages

著者:秕タクヲ

プレミアリーグ開幕まで2週間を切った。各チーム選手補強やプレシーズンマッチを行い新シーズンの準備を着々と進めている。今回はプレミアリーグのビッグ6にフォーカスを当てて新シーズンに向けての展望を綴りたい。


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チェルシー

プレシーズンマッチでは3トップや2トップで試合に臨み、フォーメーションが多彩だったという印象をかなり受けた。相手の戦術に合わせたフォーメーションを推し量ったのか、単純に「何がフィットするのか」を検証をしていたのか、新シーズンの戦いを見ていきながら確認していくことにしよう。その中でも、メイソン・マウントとジョルジーニョはフランク・ランパード監督率いるチェルシーの根幹を担うことになるだろう。

昨シーズンではダービー・カウンティの司令塔として昇格プレーオフ決勝まで駒を進めチームに大きく貢献したマウントだが、エリア内での決定力や展開力など、そのプレーぶりはプレミアリーグでも大いに通用すると確信している。これはタミー・エイブラハムにも言えることだ。

更に昨シーズン終盤の怪我で戦線離脱中のカラム・ハドソン=オドイやルーベン・ロフタス=チークも復帰することとなれば、チェルシーに新時代が訪れることになるだろう。補強禁止の令を受けてしまったが、その影響を最小限に抑え込んだチェルシーの新シーズンに期待したい。


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名前:秕タクオ

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サッカー観戦が日課のしがないサラリーマンです。かれこれ人生の半分以上はサッカー観戦に明け暮れ、週末にはキルケニー片手にプレミアリーグやJリーグにかじりついています。

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