移籍

移籍にウソはつきもの?発言をひっくり返した選手たち〜第2弾〜

「明日はどうなるかわからない」と言われるフットボールの世界だが、移籍に関しては特に発言が二転三転する選手が多い。そこで今回から、ピュアなファンならば「えっ…嘘つき…」と思わず言ってしまうような前言撤回を繰り出した選手たちをご紹介したい。

ガエル・クリシー

2009年、アーセナルに在籍していたガエル・クリシーは、当時チームメイトだったコロ・トゥーレ、エマニュエル・アデバヨールがマンチェスター・シティへ移籍したことに対して、「お金だけを考えているプレーヤーであれば、マンチェスター・シティへ辿り着くのだろう」と批判的なコメントを残していた。そして、「ビッククラブでプレーしてイメージを大切にするか、それともグッドクラブでプレーして、大金を稼ごうとするのか、考えなければいけない」と、高給目当ての移籍を非難していた。

しかし、その2年後にクリシーはマンチェスター・シティへ移籍した。

マッツ・フンメルス

2013年、ボルシア・ドルトムントに所属していたマッツ・フンメルスは、当時チームメイトだったマリオ・ゲッツェがバイエルン・ミュンヘンに移籍したことに対して、「俺はゲッツェの判断を理解することができない。そして、それを彼に話したよ」とコメント。そして、「チームの全員がびっくりしているよ。我々がどれだけ優れたチームかを全員が知っているはずだ。BVBを去ることにスポーツ的な理由があるとは思えない」と批判的な発言をしていた。

しかし、その3年後にはマリオ・ゲッツェ、ロベルト・レバンドフスキのあとを追うように、バイエルン・ミュンヘンへと移籍した。そして、ゲッツェとフンメルスはどちらもドルトムントへと復帰している。

ファビアン・デルフ

2014/2015シーズン、アストン・ビラで活躍したファビアン・デルフは多くの国内ビッククラブから注目を集めており、マンチェスター・シティへの移籍がほぼ完了した状態であると報じられた。これらの報道に対して、デルフは「この24時間の間に私の将来を取り巻く激しいメディアの憶測が飛び交っているからそれを素直に話したい」とクラブの公式サイトで声明を発表し、「私はクラブを去らない。このクラブに留まるし、この偉大なクラブでキャプテンを務める。新シーズンの始まりを待ちきれない」とコメントを残した。

しかし、公式サイトの声明発表からわずか6日後に、まさかのマンチェスター・シティ移籍が発表された。