著者:オッブ・ディーワジン(フットボール・トライブ・タイ)
タイのブリーラムで開催される国際大会、2019年キングスカップ。タイの暫定監督シリサク・ヨディヤードタイ(Sirisak Yodyardthai)が代表チーム初招集を行なった。今回はタイ代表初招集となった3選手を紹介する。
シワコーン・ジャックプラサート(Siwakorn Jakkuprasat)
ポジション:CMF
年齢:27
所属:ポートFC
2015年の東南アジア大会でU23チームが優勝した際、ティティパン・プアンチャンやチャナティップ・ソングラシンと共にプレーしたシワコーン。元チームメイト達とは異なり、A代表チームとしてスターダムに昇る機会には恵まれなかった。今シーズンは可能な限りのリーグ戦に参加し、中盤からの優れた貢献でポートFCをトップに導き、確実に代表チーム初招集を勝ち取った。
スファナット・ムエアンタ(Suphanat Mueanta)
ポジション:FW
年齢:16
所属:ブリーラム・ユナイテッド
ブリーラム・ユナイテッドで評判の10代スファナット。タイリーグ史上最年少ゴールスコアラー(15歳)の記録を持っている。AFCチャンピオンズリーグに出場した5番目の最年少選手でもあり、その大会でネットを揺らした最年少選手でもある。タイのAFC U19から際立ったパフォーマーであり、兄のスパチョク・サラチャットと共にプレーして、U23チームでもすでに得点を記録している。自信、スキルに恵まれたフィニッシャーだ。闘象(タイ男子代表の愛称)でも、いくつかの新たな記録を樹立するだろう。
パウィー・タンタテミー(Pawee Tanthatemee)
ポジション:CB
年齢:22
所属:ラーチャブリーFC
今シーズン、大胆不敵なパフォーマンスにより、ラーチャブリーFCディフェンス陣の主力となっている22歳のパウィー。タイのU21/23チームに数回招集され程度だったが、ここに来てA代表で自身の力、才能を証明するチャンスを手にしている。
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