アジア

東南アジア最強タイ代表がまさかの敗退。それでも彼らが前を向ける理由

必要以上にネガティブな敗戦に

タイ代表のAFFスズキカップ3連覇の可能性が、マレーシア代表に2-2で引き分けたことにより儚く消え去った。アウェイゴールの差でマレーシア代表の決勝進出が決まっている。試合終了間際のアディサク・クライソーンのPK失敗は、しばらく東南アジアサッカー界の大きなトピックとなるだろう。

タイ代表は強烈な負け方こそしていないが、様々なポイントがこの敗戦に悪い印象を与えている。1つ目がミロバン・ライェバツ監督の招聘だ。彼の守備的かつ戦術的なサッカーは以前のキャティサック・セーナームアン監督の攻撃的なサッカーと対照的で、違和感があった。ディフェンス面のサポーターからの文句もライェバツ監督の戦略が支持されていない証拠だ。サポーターが以前のタイ代表のワクワクするサッカーを懐かしく感じているのだ。しかし、現在のコーチ陣を責めるのはナンセンスだ。将来的にもっと高いレベルで戦うために必要な変化だったとも言えるからだ。

また、タイミングの悪さもこの状況の悪化に拍車をかけた。SEAゲームでの派手な敗戦の後、サポーターはサッカー協会へのに不安を隠さなかった。しかし、スズキカップ初戦の東ティモール代表戦で7-0で大勝を収めたことにより、それも落ち着いた。ただ、マレーシア代表に2試合連続で引き分けたことにより、その不安が再びサポーターを包み込むだろう。

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