
昨夏にマウリツィオ・サッリ監督が就任し、シーズン中はその采配に賛否両論様々な意見が飛び交ったチェルシー。しかし、リーグ戦をチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保となる3位で終え、ヨーロッパリーグ(EL)でも決勝に駒を進めるなど、一定以上の成功を収めたシーズンとなっている。ただ、大黒柱のエデン・アザールを取り巻く、移籍に関する噂は後を絶たない。そこで今回は 『sportskeeda』が予想した アザールの後釜となる補強候補選手をご紹介する。

ウィルフレッド・ザハ
クラブ:クリスタル・パレス
今シーズンは10ゴール、10アシストと素晴らしい活躍を見せたザハ。彼はクラブに対してトランスファーリクエストを提出したとみられている。CL出場権を持つクラブでのプレーを望んでいるようだ。
ザハは抜群のスピードとテクニックを武器に、中央でもサイドでも高いレベルでプレーができる。パレスが5-4のブロックを組んで、かなり重心を低くしてもザハが前線にいることで、攻撃側は常にカウンターの恐怖と隣り合わせだ。チェルシーが彼とサインできれば、素晴らしいアザールの後釜となるだろう。

ニコラ・ペペ
クラブ:リール
2人目はザハと同じくコートジボワール代表のペペだ。今シーズンは23ゴール、12アシストと完全にブレークを果たしたと言っていいだろう。チームメイトのジョナタン・バンバ、ジョナタン・イコネとともに、彼の爆発的なスピードとドリブル能力の高さは相手から恐れられた。
また、彼の大きな武器となっているのが試合の流れを読む力と、チームメイトの状況把握能力。少ないスペースでもしっかりとボールを前に運び、決定的な仕事をこなす。彼のようにストライカーと連携を取りながら、ゴールを奪える選手は今のチェルシーにもってこいだ。

アントワーヌ・グリーズマン
クラブ:アトレティコ・マドリード
今シーズン限りでのアトレティコ退団が発表されたグリーズマン。バルセロナ加入が濃厚と噂されているが、まだ決まったわけではない。年齢面や他の選手との兼ね合い、移籍金など、バルセロナが彼を獲得するリスクは少なくない。
グリーズマンは今シーズン21ゴール、10アシストを記録している。もちろん彼は、ゴール以外でもチームに大きく貢献できる選手だ。アザールとタイプは異なるが、チームの中心として振舞える能力を備えている。多額の資金を用意して、獲得に動くだけの価値があると言えるだろう。
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