チェルシー レアル・マドリード

チェルシー指揮官サッリ、アザールのレアル移籍を容認か 「彼の決断を尊重」

チェルシーのエデン・アザール 写真提供:Getty Images

 チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督はベルギー代表FWエデン・アザールの去就について触れているようだ。現地時間12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 アザールは昨夏に行われたワールドカップ・ロシア大会でベルギー代表を史上最高成績となる3位に導き周囲からの評価をさらに高めたことにより、以前から噂となっていたレアル・マドリード移籍の可能性が高まっていると伝えられていた。

 またマドリードは昨夏、FWクリスティアーノ・ロナウドが電撃退団したこともあり今季は無冠に終わり、来季のタイトル奪取に向けて今夏に前線におけるビッグネーム獲得が必至となっている。

 その中、チェルシーのサッリ監督は12日に行われたプレミアリーグ最終節・レスター・シティ戦後に同選手について「彼はここで7年間に渡り在籍している。どの試合でもベストパフォーマンスを発揮するように努めてきたし、今は彼の決断を尊重するときだ」と語っており、マドリード移籍を容認する姿勢を見せている。

 ただ同監督は「ただ私は彼が我々とともに居続けることを願っているよ」というコメントも残しており、チェルシー残留を熱望していることを隠していないようだ。

 なおチェルシーは勝ち点72の3位で来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得している。CLの舞台におけるプレーを望んでいるアザールではあるが、それでもマドリードへの移籍が既定路線となっているのだろうか。