ラ・リーガ バルセロナ

印象的な活躍!バルサの3冠を後押ししている5人の選手

今シーズンのラ・リーガ優勝を決めているバルセロナ。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)、チャンピオンズリーグ(CL)も順調に勝ち上がっており、2014/2015シーズン以来の3冠に近づいている。今回はそんなバルセロナの中でも、特に印象的なパフォーマンスを見せている5人の選手をご紹介する。


マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン

最後方からバルセロナのディフェンスとオフェンスを支えているのがシュテーゲンだ。今シーズンも安定感抜群。ラ・リーガでは16試合でクリーンシートを記録している。チャンピオンズリーグでも6試合でクリーンシートと、舞台を変えてもその安定感が崩れることはない。リバプールを相手にクリーンシートを達成できるGKが世界に何人いるだろうか。


ジェラール・ピケ

シーズン開始直後は批判の的となっていたピケだが、今では彼にとって最高レベルのパフォーマンスと呼べるシーズンを過ごしている。相手の攻撃を読み、的確にカバーリング。ポジショニングに関してはかなり向上している。1対1でも高い集中力で簡単には突破を許さない。今シーズンは得点力も高く、決定的なゴールも記録している。キャリアハイといってもおかしくないシーズンだろう。


ルイス・スアレス

スロースタートなシーズンの序盤だったことで、スアレスに対するいくつかの疑念が生まれた。しかし、その後の一貫したハイレベルなパフォーマンスで、その疑いを一蹴した。ラ・リーガ、CL、コパ・デル・レイで47試合に出場し25ゴール、13アシストの大活躍。リバプールとの準々決勝1stレグでは完璧な抜け出しから、スアレスらしい巧みなゴールを決めて3-0勝利に大きく貢献した。守備面での貢献も大きい。的確なプレッシングは後方の選手たちを楽にしている。


ジョルディ・アルバ

やはりバルセロナはアルバかそれ以外の選手かでサイドバックのクオリティが大きく違ってくる。攻撃陣と抜群のコンビネーションを見せ、的確なタイミングで中と外を使い分ける能力はディフェンダーとは思えない。また、守備能力も他の選手を寄せ付けていない。あれだけ頻繁に前線に顔を出しながら、相手選手への寄せの早さが段違いだ。リーグ戦では2ゴール10アシスト。CLでは1ゴール、5アシストとそのクオリティは数字面にも表れている。


リオネル・メッシ

今シーズン“も”印象的な活躍を見せているメッシ。彼は「バルセロナにCLのトロフィーを取り戻す」と語り、それを実現させようとしている。今シーズンのCL9試合に出場し12ゴール、3アシストとその活躍は留まるところを知らない。準結集1stレグでも、個人の能力でリバプールを絶望に叩き落した。

もちろんリーグ戦でのパフォーマンスも圧巻だ。34ゴールで得点ランキング2位のカリム・ベンゼマ、ルイス・スアレスに13ゴールの差をつけている。アシスト数でセビージャのパブロ・サラビアと並び13でランキングの首位だ。まだまだ衰えそうな予感はしない。



 

名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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