湘南ベルマーレ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌、ルヴァン杯湘南戦で連敗ストップにミシャも安堵 「勝利したことが重要」

北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督 写真提供:GettyImages

 北海道コンサドーレ札幌は10日夜、ホーム・札幌ドームでYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節・湘南ベルマーレ戦に臨む、4-1と勝利。3月17日に行われた明治安田生命J1リーグ第4節・鹿島アントラーズ戦から公式戦での連敗を「3」でストップさせている。

 選手たちに自信を持たせるためにも「勝利」を求めていたミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、キャプテンを務めるDF宮澤裕樹、日本代表FW鈴木武蔵、DF福森晃斗、FW菅大輝など複数の主力組を先発起用。

 序盤こそオープンな展開となるが徐々にベルマーレのロングカウンターを中盤で封じると、27分にMFルーカス・フェルナンデスが巧みなドリブル突破かあらPKを獲得。これをFW鈴木武蔵が確実に沈めて先制に成功する。

 その後、コンサドーレは自陣からベルマーレの最終ラインの裏のスペースを狙うロングフィードでアウェイチームを脅かすと40分、持ち前の爆発的なスピードで抜け出し、最後は鈴木からのパスを受けたMF檀崎竜孔がGK富居大樹との1対1で落ち着いて流し込み、プロデビュー後初ゴールをマーク。

 さらにその1分後には鈴木がまたもやベルマーレの守備陣を振り切り、富居の逆を突く形で鮮やかに2ゴール目を挙げる。

 後半に入ってMFレレウに得点を許すものの、MF金子拓郎、FW岩崎悠人、MF檀崎竜孔を起点にベルマーレゴールに迫ると、65分にもFW鈴木武蔵がネットを揺らしハットトリックを達成。その後も攻撃の手を緩めることのなかったコンサドーレは約1カ月ぶりとなる勝利を収めた。

 試合後、穏やかな表情で会見場に姿を現したペトロヴィッチ監督は公式戦3連敗後の勝利について「ここ最近の試合の中ではベターなものだった。リーグ戦3連敗している中で、今日の試合は勝利したことが重要だった」

 「選手たちはもう一度自信を取り戻したと思うし、チームとして前向きな結果が出て良かった」と直近のリーグ戦での成績が思わしくないチームにおいて、欲しかった1勝を手に入れたことが一番の収穫であることを強調している。

 また3月の代表ウィーク後のリーグ戦2試合との違いについて「名古屋(グランパス)戦、大分(トリニータ)戦では前半の早い時間帯に失点した中で、なかなか自分たちの戦い方ができない展開になった」

 「今日、選手たちは非常に強い気持ちで臨み、走り勝つ部分も含めて自分たちの狙いを出すことができた。今日の結果は次の試合を戦うにあたってチームに明るいものだと思う」と語っており、チーム全体がハードワークに徹したことを高く評価した。

 そして6日に行われた明治安田生命J1リーグ第6節・大分トリニータ戦で先発出場した主力組4選手をこのミッドウィーク開催のカップ戦で先発起用したことについては「今日敗れると公式戦4連敗となる。何が何でも勝ちたいという中で選択したスタメンである。今日の勝利はチームにポジティブな雰囲気をもたらすものとなると思う」と勝利という結果を求める上での狙いであったことを明言した。