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元日本代表指揮官ハリルホジッチが酒井宏樹を絶賛 「敬意を払わなければならない」

ナントのバヒド・ハリルホジッチ監督 写真提供:GettyImages

 リーグアン(フランス1部)のナントを率いるバヒド・ハリルホジッチ監督はオリンピック・マルセイユの日本代表DF酒井宏樹を絶賛しているようだ。現地時間20日、フランスメディア『LE PHOCEEN』が伝えている。

 酒井宏樹は2016年夏にハノーファーから加入すると、加入1年目から右サイドバックの主力として出場機会を重ねている。今季もアジアカップ開催による離脱期間があったものの、ここまで公式戦24試合に出場している。

 一方、ハリルホジッチ氏は昨夏のワールドカップ・ロシア大会直前に日本代表監督を解任されると現役時代に過ごした古巣ナントに指揮官として復帰。ここまで勝ち点31の15位ではあるものの、就任直後から5試合連続無敗で降格圏から抜け出すなどチームの立て直しに成功している。

 そのハリルホジッチ監督はかつての教え子である酒井について「我々は彼のような選手に対して敬意を払わなければならない。彼はピッチ内外に関わらず、どのような場所でも常にリスペクトされている。チームメイトやサポーターにとって大きな存在だよ」と同選手の言動を称賛。

 さらに同監督は酒井がフィジカル面で非常に優れていることをほめつつも、アグレッシブさで更なる改善が必要という見方も示した。