Jリーグ 鹿島アントラーズ

【公式】小笠原満男が鹿島アントラーズのアカデミー・アドバイザーに就任

昨季に引退した小笠原満男がアカデミー・アドバイザーに 写真提供:GettyImages

 鹿島アントラーズは8日午前、昨季限りで現役を退いていた小笠原満男氏がアカデミー・アドバイザーに就任することを公式発表している。

 小笠原は1998年に鹿島アントラーズに入団すると、7度のJリーグ制覇、5度のナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)制覇など数多くのタイトル獲得に貢献。また昨季はクラブ創設以来初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトル獲得に貢献するなど、鹿島アントラーズを象徴する選手として多くのファンに親しまれていた。

 ただ小笠原は昨年12月末に突然の電撃引退により、日本のサッカー界に衝撃を与えていた。今後の活動についてファンから注目が集まっていたが、鹿島アントラーズをさらに強くすべく、育成年代への指導を行うアカデミー・アドバイザー就任が正式発表された。

 小笠原はこのアカデミー・アドバイザー就任について「鹿島アントラーズがさらに強くなるため、現役を引退した自分に何ができるのか、クラブとも話し合いを重ね、育成部門にアドバイザーという形で携わることになりました」

 「これまで、プロサッカー選手として約20年間の経験を、トップチームの選手たちには伝えてきたつもりで、これからは育成年代の選手たちに自分が培ったものを還元していこうと思います」

 「アカデミー出身の選手が一人でも多くトップチームに昇格し、アントラーズの中心、日本の中心として活躍できるよう、自分の力のすべてを注いでいきます」と意気込みを語った。