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中国で色々あったモデスト、ようやくFIFAから出場許可が出る!

アントニー・モデスト  写真提供:GettyImages

 ブンデスリーガ2部のケルンが所属するFWアントニー・モデストが公式戦に出場可能になったことを発表した。

 かつては日本代表FW大迫勇也と前線でコンビを組んでいたモデスト。2017年夏に中国の天津権健へ移籍金3570万ユーロ(約46億円)で移籍し、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトとともに活躍を続けていたが、昨年夏に家族が欧州に残っていることもあって退団を申し出ていた。

 しかし、天津権健が移籍を認めなかったため他クラブに移ることは出来ず。モデストは天津権健に契約解除を求めたのに加え、国際サッカー連盟(FIFA)にも調停を依頼していた。

 昨年8月に天津天海との契約解除が成立し、11月にケルンと2023年6月まで契約を結んだ。だが、FIFAは中国側との問題が解決するまでドイツでの公式戦出場を禁止していた。

 そして今回、FIFAから出場許可の一報を受けたという。

 なお、今回の発表でケルンはモデストが日本時間16日に行われるポダーボルン戦へ帯同していることも伝えており、実戦復帰する可能性を示唆した。